2010年 01月 01日
新たな門出。 但し最終到着地不明 |
この度諸事情あって転職することとなりました。
2年間のHBS生活を振り返ると、個別のケース・学びは早くも忘れかけていたりしますが、自分の意識の中に「世の中へのインパクト」という視点が生まれていることに気付きました。
HBSは恥ずかしげもなく、Our Mission として
”We educate leaders who make a difference in the world”
と掲げています。
教授やゲストスピーカーの人たちからも
・生まれてきたからには、何か世の中を変えることをしてやろう
・ケースに出てくる主人公も君たちぐらいの時はその席に座っていた若者だった
・勇気を持って一歩を踏み出そう
といった趣旨のことを繰り返し言われてきました。
そんな言葉や熱意に感化・洗脳されたのか、「せっかく120%の力を注ぎ込むのなら、やりがいのある仕事をやりたいし、その結果として世の中にプラスのインパクトをもたらす仕事がしたい」と思うようになりました。
正直、留学前は「世の中へのインパクト」という視点はそんなに強くなく、家族と友人と自分が幸せであれば、それでいいや位に思っていました。誰も気にしないところで、全体がHappyにならなくても、自分とその周りがHappyならばそれはアリ、って感じで。極端な話日本が不幸になっても、自分やその周りが億万長者で幸せだったら良かったかもしれません。
でも、段々そういう考えが減ってきて、この国の行方、産業の競争力、個別企業の業績、個人個人の幸せなどに対する意識が高まってきたような気がします(錯覚かもしれませんが)
国が莫大な借金を抱えていても、税金制度がひどくても、そしてそれが更にひどくなろうとも、やっぱり自分はこの国・街・文化が好きだし、大事な友人に囲まれているから、海外に移住しようとはあまり考えていない。
別に変なナショナリズムはもってないつもりなので誤解されたくはない。とはいえ、例えば日本企業がGlobalな競争に負けたりするのは個別の企業の問題だと思うけど、非効率な面や明確な課題を残したまま負けているのは残念だし、ヘッジファンドとか投資家が日本をスルーするようになるのは悔しい。
そんな意識と自分のなりたい将来像を合せて考えた結果、転職を決意しました。
今度の会社はPEの世界のタレントが集合している会社なので、自分の力がどこまで通用するか不安なところもありますが、まずは全力で業務に邁進し、信頼を得てと実績を積み、「なりたい自分」になれるよう、そしてその結果として社会にも「プラスのインパクト」をもたらせる様に努力したいと思います。
社会人になって幾年か経ちますが、自分でもびっくりする位まだまだ未熟です。
すぐ弱気になるし、だらけるし、周りの助けがないと心が折れそうになることもあります。
でも、先輩や友人に恵まれ、これまで何とか歩んでこれました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
このエントリーを以って、”Soldiers Fieldの風”は終わりとします。
過去の出来事を自分が備忘録的に更新することはあると思いますが、この転職を考えるに至った経緯までが留学の産物であり、ここから先は一社会人の生活となると思いますので。
益々時間がなくなりそうですが、新Blog開設も検討中です。
開設の暁には、そちらもよろしくお願いいたします。
龍
2年間のHBS生活を振り返ると、個別のケース・学びは早くも忘れかけていたりしますが、自分の意識の中に「世の中へのインパクト」という視点が生まれていることに気付きました。
HBSは恥ずかしげもなく、Our Mission として
”We educate leaders who make a difference in the world”
と掲げています。
教授やゲストスピーカーの人たちからも
・生まれてきたからには、何か世の中を変えることをしてやろう
・ケースに出てくる主人公も君たちぐらいの時はその席に座っていた若者だった
・勇気を持って一歩を踏み出そう
といった趣旨のことを繰り返し言われてきました。
そんな言葉や熱意に感化・洗脳されたのか、「せっかく120%の力を注ぎ込むのなら、やりがいのある仕事をやりたいし、その結果として世の中にプラスのインパクトをもたらす仕事がしたい」と思うようになりました。
正直、留学前は「世の中へのインパクト」という視点はそんなに強くなく、家族と友人と自分が幸せであれば、それでいいや位に思っていました。誰も気にしないところで、全体がHappyにならなくても、自分とその周りがHappyならばそれはアリ、って感じで。極端な話日本が不幸になっても、自分やその周りが億万長者で幸せだったら良かったかもしれません。
でも、段々そういう考えが減ってきて、この国の行方、産業の競争力、個別企業の業績、個人個人の幸せなどに対する意識が高まってきたような気がします(錯覚かもしれませんが)
国が莫大な借金を抱えていても、税金制度がひどくても、そしてそれが更にひどくなろうとも、やっぱり自分はこの国・街・文化が好きだし、大事な友人に囲まれているから、海外に移住しようとはあまり考えていない。
別に変なナショナリズムはもってないつもりなので誤解されたくはない。とはいえ、例えば日本企業がGlobalな競争に負けたりするのは個別の企業の問題だと思うけど、非効率な面や明確な課題を残したまま負けているのは残念だし、ヘッジファンドとか投資家が日本をスルーするようになるのは悔しい。
そんな意識と自分のなりたい将来像を合せて考えた結果、転職を決意しました。
今度の会社はPEの世界のタレントが集合している会社なので、自分の力がどこまで通用するか不安なところもありますが、まずは全力で業務に邁進し、信頼を得てと実績を積み、「なりたい自分」になれるよう、そしてその結果として社会にも「プラスのインパクト」をもたらせる様に努力したいと思います。
社会人になって幾年か経ちますが、自分でもびっくりする位まだまだ未熟です。
すぐ弱気になるし、だらけるし、周りの助けがないと心が折れそうになることもあります。
でも、先輩や友人に恵まれ、これまで何とか歩んでこれました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
このエントリーを以って、”Soldiers Fieldの風”は終わりとします。
過去の出来事を自分が備忘録的に更新することはあると思いますが、この転職を考えるに至った経緯までが留学の産物であり、ここから先は一社会人の生活となると思いますので。
益々時間がなくなりそうですが、新Blog開設も検討中です。
開設の暁には、そちらもよろしくお願いいたします。
龍
by ryuhei_21
| 2010-01-01 00:01
| 出来事